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現在、外壁塗装に使用されている塗料は4種類あります。特殊な塗料を含めると6種類の塗料があります。その中で、今回はもっともスタンダードな塗料であるシリコン塗料を紹介します。人気のある塗料ですが、注意しなければならない点がある塗料でもあり、少し難しいのです。よくよく知らないと損をする可能性もありますので、注意をしてください。

4種類の塗料

現在、使用されている塗料は下記の4種類です。

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

この中で、現在もっともスタンダードな塗料がシリコン塗料です。以前はウレタン塗料が主流でしたが、シリコン塗料の価格が下がったことにより、主流の座を奪った方になります。

シリコン塗料

シリコン塗料の正式名称はアクリルシリコンです。アクリルを略してシリコン塗料と呼んでいるのですが、もっともグレードの低いアクリル塗料ではありません。アクリルをベースにし、その中にシリコンを入れた塗料となっています。

価格に関しても、30坪で約87万円であり耐用年数も10年~12年と耐久性とバランスのコストパフォーマンスに優れている塗料です。また、遮熱性能や汚れにくい高耐候性のもの、カラーバリエーションも豊富なので、外壁塗装の多くがこのシリコン塗料を支持しています。

シリコン塗料が向いている人

  • 耐久性と価格のバランスがいい塗料が欲しい方
  • ツヤのある建物にしたい方
  • 外壁塗装の長期的なトータルコストを抑えたい方
  • 頻繁に外壁の掃除をしたくない方

このような方に、シリコン塗料はおすすめです。

シリコン塗料の注意点

シリコン塗料に関してですが、注意点も多い塗料なのです。

シリコン含有量の少ないシリコン塗料

シリコン塗料は非常に種類が豊富にあります。安いシリコン塗料と高いシリコン塗料とでは、やはり性能面で違いが出てきます。価格にしても3倍以上は異なります。そして、少しでもシリコンをいれてシリコン塗料として販売しようとする業者やメーカーも存在します。

そのため、シリコン塗料については、あまり有名ではないメーカーのシリコン塗料や自社開発のオリジナルのシリコン塗料というのには注意をした方がいいでしょう。

また、シリコンの含有量について、簡単に調べることができません。各塗料メーカーも詳細な情報を載せていませんので、シリコンの含有量について熟知して使用している業者も多くはありません。

プロが解らないのですから、素人がわかるわけもないので、素人がとれる策としては大手塗料メーカーのシリコン塗料を使用することくらいです。特に日本の大手3社である、日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研以外のシリコン塗料に関しては、シリコン塗料を使うのであれば、あまり手を出さない方がいいかもしれません。

シリコン塗料を使った塗装の保証の長さ

また、シリコン塗装に関しては塗装業者が独自の保証を付けるのが一般的です。しかし、どんなに長くても5年~7年、屋根保証が3~5年程度です。

業者の中には、10年以上の長期保証を付ける場合もありますが、長期保証を付ける業者に関しては、あまり信用しない方がいいでしょう。つまり、業者の独自保証は長ければ長いほど、良いわけではないのです。

シリコン塗料は理論的には10年以上の耐久性を持っていますが、すなわち10年間一切色あせしない、劣化しないというわけではありません。そのため、10年以上の長期保証を付ける業者の場合、色あせなどの自然劣化は保証外、もしくは10年後には倒産して存在していない可能性が高くなるのです。

保証の範囲や対象をしっかりと説明する業者なら安心できますが、保証の範囲などがあいまいで、10年保証のみを強調している場合は危険です。

まとめ

シリコン塗料は、現在主流となっている塗料です。以前はウレタン塗料でしたが現在はシリコン塗料がスタンダードな塗料です。

価格と耐用力などのコスパが優れており、塗り替え頻度も少なくて済みます。カラーバリエーションも豊富であり、光沢感のある外壁に仕上げたい場合、非常に有効です。

ただし、シリコンの含有量に関しては注意が必要であり、素人では含有量がどのくらいかを判断することは不可能です。そのため、大手3社、日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研のシリコン塗料を使用することがおすすめです。

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