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サイディングボードは、必ず手入れが必要になりますが、掃除をしてメンテナンスをしても、補修が一般人では難しいクラックなどの補修をDIYでできるものなのか、それとも業者に依頼をするべきなのか、きちんとケースわけをして判断をすることで、サイディングボードを長持ちさせることができます。

サイディングボードの異常には原因がある

サイディングボードの場合、モルタルとは異なり、何か異常が起きた場合には必ず原因があります。モルタルの場合は、性質上、すぐにクラックができてしまいます。そのクラックもすぐに補修するのではなく、少し時間がたち、家自体が落ち着いてから補修しなければ焼け石に水となってしまいます。

では、サイディングボードですが、サイディングボードのクラックについては様々な理由を考えることができます。

例えば、家自体が非常に動いてしまっている、サイディングを止める釘打ちが良くない方法で行われていたなどがかんがえられます。これを構造クラックといいます。

モルタルとは異なり、サイディングボードは異常となっている原因を解決しない限り、結局、また同じことが起こってしまう可能性が極めて高いのです。

サイディングボードにクラックができている場合

サイディングボードにクラックが起きている場合、素人では修理をすることはできません。前述をしましたが、モルタルにクラックができるのは当たり前のことです。現在、さまざまな方法でクラックを予防しようとしていますが、それでも、モルタルの場合、必ずクラックができてしまいます。

そして、サイディングボードにクラックが発生した原因が地震のような大規模な自然災害の場合を除き、サイディングボードにクラックが発生したということは家そのものが原因である可能性があります。

つまり、サイディングボードは薄い板になりますので、ある程度、形が変わっていく可能性があります。専門的には「動く」といいますが、サイディングボードの中でもっとも多く流通している窯業系サイディングボードはコンクリートの性質もかねています。そのため、水分を吸収します。水分を吸収し乾く、これを繰り返すことでサイディングボードは動いてしまいます。

そして、サイディングボードは動くことを前提に作られています。そのため、サイディングボードを並べて外装材とするときにゴム製のコーキング剤を詰めるのです。コーキング剤がある程度動きを許容する設計となっているのです。

しかし、コーキング剤があるにもかかわらずサイディングボードにクラックが発生したということは、コーキング剤の部分だけでは動きを殺しきることのできないほどの負荷がサイディングボードにかかっている可能性があります。

また、施工する際の釘止めをサイディングの力の行き場などを考えず行ったり、メーカー指定の釘数で止めていないなど、力が不足なときにもクラックはおきます。サイディングボードの釘の部分にクラックが入っている場合は、釘の止め方に問題があります。

クラックがひどい場合、個人ではどうしようもありませんので、専門の業者に依頼をして補修をするようにするといいでしょう。なぜなら、家全体のサイディングボードの状況を見極めて補修をしていく必要がありますので、クラックがひどい場合、独力ではどうしようもありません。

まとめ

サイディングボードにクラックが発生している場合、何等かの原因が必ずあります。家の設計ミスで家が大きく動いている、釘の止め方が悪いというものです。これを構造的なクラックと呼びます。

構造的なクラックが発生している場合、個人がDIYで補修しようとしても意味がありません。そのため、専門の業者に依頼をして家全体を点検してもらった方がいいでしょう。

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