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外壁塗装と一口に言っても様々ですが、外壁塗装を知らなければ大きく損をすると思われます。今回は外壁塗装とはどのようなものかを紹介していきます。
外壁塗装とは?
近年、日本でも家には50年から60年の耐用年数が要求される時代になりました。
ただ、住宅の寿命を60年に延ばそうとした場合、住宅を構成する材料がすべて60年間耐えられるわけではありません。特に外壁や屋根は、紫外線や風雨にさらされ、さらにはほこり、有害なガス、カビ、藻の影響を受けて汚れて見栄えが悪くなります。
これらを放置していますと、ヒビやサビが発生し、雨水が染み込み始めて、柱や外装材を腐らせてカビやサビが発生してしまい、その結果、建物の寿命を縮めることになり、建て替えなければいけないということになってしまうのです。
また、定期的に外壁塗装を行わなければ家は雨水、紫外線によって非常に早く劣化していきます。それを防ぐのが外壁塗装なのです。
つまり、外壁塗装とは単純に家を綺麗に見せるためにするものではありません。外壁塗装は外壁に悪影響を及ぼす酸性雨や有毒な紫外線からブロックして家を長持ちさせるという機械的な役割も果たすのです。
外壁塗装の役割は?
外壁の下地は、塗装による皮膜で守られています。
年月とともにこの塗装は劣化し、はがれたり、ひび割れたり、錆びたりします。皮膜が破れてしまい、下地にまで影響が出てきてしまうのです。その結果、柱や土台といった住居の構造部分まで劣化させてしまうことがあります。
外壁塗装の工事に関して、外壁を綺麗に見せる効果もありますが、外壁の塗装膜の性能を維持し、家の構造と寿命を長持ちさせること、そして資産価値を高める効果もあります。
外壁塗装の塗り替え時期は?
家の壁に関しては、日ごろから意識する機会というのはそこまで多くないと思いますが、砂埃に晒され、酸性雨を浴び、紫外線を浴び続けています。毎日、多くの負担を強いられているので、一度外壁塗装をしてしまえば、もう外壁塗装をしないでいいのかといえばそんなことはありません。
外壁塗装は日々劣化していますので、10年が経過しますと紫外線、酸性雨、温度、湿度から外壁塗装の劣化が著しく進み、下地劣化、割れ、サビなどが起こります。
外壁の塗り替え時期として適しているのは、家を建ててから10年目くらいの時期です。劣化状態を、塗膜の表面を適切に診断し、基材が痛む前に塗装することにより、外壁、屋根などの外装材の性能を維持し、新築同様の外観に復元することが出来ます。
外壁塗装の意義
補強し、劣化を防ぐ
外壁には、常に負担がかかっています。完全に劣化してしまいますと、ヒビや割れ、サビの原因になりますので、完全に劣化した後に外壁塗装をしても遅いといえます。
雨漏りを防ぐ
外壁塗装をすることで、ヒビや割れを防ぎ、雨水の屋内への侵入を防ぐのです。
家を長持ちさせる
10年ごとに、外壁塗装が完全に劣化する前に、外壁塗装をフォローすることにより、家は3倍長持ちするといわれています。
費用を安く抑えることが出来る
どうしようもないくらいまで外壁が劣化してから、外壁の補修をしたり、塗り替えをするようでは、その分、修理費用などは非常に膨大なものとなります。その前に、時期をみのがすことなく定期的に外壁塗装をしていくことで、費用を安く抑えることが出来るのです。
まとめ
外壁塗装というのは、住宅を綺麗に見せるのみならず、住宅の寿命を延ばすためのものなのです。
外壁塗装に関しては10年ごとにおこないませんと、ひび割れが起きてしまい、雨水が屋内に侵入してきてしまい、柱や外装材を腐らせてカビやサビを発生させてしまうのです。