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ghost128_128外壁塗装の悪徳業者の手口の1つに「モニター商法(モニター工事商法)」というものがあります。悪徳業者の手口を知っていれば、いざ自分の前に現れたときに、大損をすることなく危機をすり抜けられる可能性が極めて高くなります。そして、このモニター商法の恐ろしいところは、近隣住民とのトラブルへ発展する危険性を秘めている点にあります。騙されないように、紹介をしていきます。

外壁塗装のモニター商法とは?

外壁塗装のモニター商法とは、外壁塗装のモニター、つまり、見本工事として外壁塗装の契約を結ぶというものです。

様々な言いくるめ方がありますが、「当社にはこの地区での実績が乏しいので」、「パンフレットに載せる見本工事をしたいので」などと様々な理由をつけて外壁塗装の契約を結ぼうとします。

そして、思いのほか騙されてしまいます。

モニター商法に引っかかりやすい理由

値引きに説得力がある

モニター商法の殺し文句が「モニターだから通常の半額の料金で工事を行います」というものです。これを聞くと、今、契約を結んだほうが得であると判断をしてしまう要因になります。

そのうえで、「期間限定」、「人数限定」、など即決を促す理由を作ることが非常にたやすいので、つい相場を調べずに即決をしてしまう可能性が高くなります。

実際、モニター商法で最初に提案される相場は、通常の相場の2倍~2.5倍程度です。そして、モニター特典で費用を半額にして相場と同じくらいか相場より1.5倍高い費用でも工事となります。

特別な理由がなくて不自然に値引きをすると不信感につながりますが、モニター工事であるという理由があるので、値引きが不自然ではなくなり、つい騙されてしまいます。

大手企業を装う

モニター商法で騙される要因の1つに、大手企業に似ている名前を使用し、あたかも大手企業のように装うというのがあります。大手企業=安心安全と考えてしまうスキを上手に利用しています。

また、モニター商法をたくらむ悪徳業者の中には、広告費をかけてラジオやテレビで名前を売り出して信用を高めるという業者もあります。

ご近所さんの紹介

このモニター商法の怖いところとは、一人でもその地区で騙されると、外壁塗装をした住宅を見本として、近隣の住宅からも契約を取ろうとする点です。

ご近所さんが実際に施工していて、当人は騙されていることに気が付きませんので、その悪徳業者を推します。そうすると無下に断ることができず、もしくは○○さんがそこまで言うなら安心だ、と契約を結んでしまうわけです。

モニター商法で契約を結んだ場合

もし、契約を結んでしまった場合、8日以内であればクーリングオフ制度を利用することができますので、安心してください。

また、電話連絡をして解約の旨を告げるだけでは、相手が応じない可能性があります。また、電話を無視する可能性も0ではありません。

そのため、解約をしたい旨のことを書いた内容証明を悪徳業者へ送ることで、解約する意思表示を明確化して、紙に書いて残すことができますので、後々のトラブルに発展しても、法的に負けることはありません。

もし、トラブルに発展した場合は「独立行政法人国民生活センター 通報/相談窓口・紛争解決(http://www.kokusen.go.jp/category/consult.html)」に連絡をして対応の参考にしてください。

クーリングオフの内容証明の書き方

また、クーリングオフの内容証明の書き方がわからないという方は、ネットにクーリングオフの内容証明のテンプレートや記入例があります。

また、司法書士が無料で相談に乗ってくれることもありますので、積極的に利用していきましょう。

東京くらしWEB 基礎知識「クーリング・オフ」(https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/k_c_off/

見積もりは複数社から

外壁塗装に関しては、相場というのが素人ではわかりません。複数の企業から(大手2社、中小2~3社)程度から見積もりを出してもらい、相場を把握しておきましょう。

外壁塗装では、即断即決をしてはいけません。比較検討をして業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

外壁塗装の悪徳業者の手法として、モニター商法というものがあります。

モニター、つまり、見本工事として外壁塗装を相場の半額で行うというものの、実際には相場の価格から1.5倍程度の費用で工事をするというものです。

外壁塗装は、即断即決を避けて複数の業者から見積もりを出してもらい、その中から比較検討をして業者を選びましょう。

しかし、契約を結んでしまった場合、8日以内ならクーリングオフができますので、内容証明にて解約する旨を送りましょう。

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