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car3128_128外壁塗装の業者を選ぶ際の判断基準の1つになるのが塗装技能士の資格です。国家資格である一級塗装技能士の資格を代表者が取得している場合、その業者の技術面に関しての信頼性は高くなります。今回は、塗装技能士について紹介をします。

塗装技能士とは?

塗装業を始める場合、資格も許可も必要ないの誰でも、塗料と塗装道具一式を用意してしまえば、塗装業者を名乗ることができます。その上、素人では塗装の質に関しては特別なミスがない限り、質が低いのか高品質なのかわかりません。

普通に塗料を使用していれば、問題が生じるまで2~3年の期間が必要であり、一回の工事で高額な収入を得ることができるので、悪徳業者の横行を許しています。

そのような、塗装業界の中に「塗装技能士」という資格があります。一級塗装技能士に関しては国家資格になり、合格率も50%程度と受ければ誰でも受かるという資格ではありません。

しかも、一級塗装技能士の試験を受けるためには、実務経験を7年間積まなければなりません。二級塗装技能士に合格している場合でも、2年間の実務経験が必要になり、三級塗装技能士の場合、実務経験が4年必要になります。

また、一級塗装技能士の上に特級塗装技能士がありますが、こちらは基本的に管理者や監督者が有する必要のある資格になります。特級を取得するためには、一級合格後に5年間の実務経験が必要になりますが、塗装業界において特級はそこまで重要視されていません。

一級塗装技能士の資格を取得している方がいる塗装事務所の職人の技術力は信頼に値するといえます。

ちなみに、三級は実務経験6ヶ月以上で資格試験の受験資格が与えられるので、三級を持っていても誇ることはできません。

職業能力開発促進法と塗装技能士

一級塗装技能士を悪徳業者が悪用することを防ぐために、職業能力開発促進法があります。

この法律は、塗装技能士の資格を持っていないものが、あたかも塗装技能士であるかのように自称するのを禁じた法律です。

つまり、三級塗装技能士が一級塗装技能士を称すことはできません。また、何級の塗装技能士なのかをしっかりと明示する必要があり、称号を省略したり一部非表示にすることも禁じられています。

一級塗装技能士はあくまで職人のレベル

業者選びの際に、代表者が一級塗装技能士の資格を持っていると、その代表者は自身の塗装技術に誇りを持っていることがわかります。

塗装業に資格は不要なので、ベテランであっても一級塗装技能士の資格を取得していないことが多くなります。そのような中であえて一級塗装技能士の資格を取得していることは、それだけ塗装業に対しての責任を持っていることでしょう。

ただし、一級塗装技能士は個人へ与えられる資格なので、この一級塗装技能士の資格を持っている人物がいる塗装業者=安全とは断言することができません。また、下請け会社の代表者が一級塗装技能士の資格を取得しているだけにも関わらず、自社に一級塗装技能士の資格所得者がいるように話す営業マンも存在しています。

そのため、業者へ与えられる都道府県知事、国土交通大臣からのお墨付きである「塗装工事業許可証」をその業者が取得しているのか、調べることも重要です。

一級塗装技能士の資格を持った代表者がおり、塗装工事業許可を取得している業者は、高い確率でいい仕事をします。

まとめ

一級塗装技能士の資格は、国家資格であり7年間の実務経験がなければ、この資格試験を受けることができません。

この資格を持っていないのに持っている風を装ったり、誤解を与えるような紹介方法などは職業能力開発促進法により禁じられています。

しかし、この資格は個人に与えらえるものなので、塗装業者へ与えられる塗装工事業許可をも併せて持っている業者はいい仕事をするでしょう。

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