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外壁塗装の塗料の分類は、さまざまありますが、その中での「1液」と「2液」という分類も存在します。これは、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料すべてに存在する分類です。そして、塗料を選ぶときは「1液」なのか「2液」なのかを選ぶ必要というのがあります。今回は、この1液と2液について紹介をします。

塗料の分類について

根本的な話ですが、塗料の分類は「樹脂」と「溶剤」、そして「1液、2液」などで分類することができます。

樹脂での分類

樹脂での分類ですが、樹脂はグレードに関する分類ともいえます。

  • アクリル系樹脂塗料
  • ウレタン系樹脂塗料
  • シリコン系樹脂塗料
  • フッ素系樹脂塗料

上記の分類をみれば一目瞭然ですが、樹脂とは塗料の耐久性に関係するものです。アクリル系樹脂塗料がもっともグレードが低く、耐久性もない塗料であり、フッ素樹脂塗料がもっともグレートが高く、耐久性がある塗料です。

この樹脂というのが価格にも大きく影響を与える部分です。

溶剤

塗料というのは、溶剤というものを混ぜて溶かさなければ外壁には塗りづらく、溶剤を使用せずに塗ることは時間もかかり非効率です。仮に溶剤を使用しない場合、手間暇が非常にかかるわけですから職人さんへの人件費が高額になります。

溶剤ですが、この溶剤に何を使うかで3種類に分けることができます。

  • 水性:水で薄める
  • 弱溶剤:塗料用シンナーで薄める
  • 溶剤:アクリルシンナーなどで薄める

大きく分ければ、塗料を溶かすために水を使った場合は、水性塗料と呼ばれます。弱溶剤と溶剤は油性塗料と呼ばれるもので、シンナーを利用して塗料を薄めます。

耐久性に関しては、水性がもっとも劣り、弱溶剤は高く、溶剤の耐久性は非常に高いです。

水性塗料、油性塗料はそれぞれ異なったメリットがありますので、外壁塗装をする住宅によって柔軟に選択することが重要です。

1液と2液

1液と2液ですが、これは塗料が1つの缶の液体だけで塗料として利用することができるのか、2つの異なる缶の液体を組み合わせることで塗料として利用することができるのか、この点において分類されます。

1液型

塗料缶1つで、塗料として利用することができ、ここの缶に水やシンナーなどの溶剤を入れて希釈してから外壁塗装をするものです。

2液型

塗料缶が、主材(塗料)と硬化剤の2つに分けられています。塗装をする直前に主材と硬化剤を混ぜることで塗料として完成します。

その上で、水やシンナーなどの溶剤を入れて希釈してから外壁塗装をするものです。

1液と2液について

もともとは2液しか存在していませんでした。1液型は近年開発されたものであり、2液型のように主材と硬化剤を混ぜる手間を大幅に省くことに貢献しています。

1液型というのは、2液型のように硬化剤を混ぜる必要がないのではなく、すでに硬化剤が適量含まれており、すぐに塗料として使えるのです。硬化剤が混ざられているにも関わらず、塗るまで塗りやすい状態をキープしているという1液型というのは、塗料開発技術の絶え間ない進歩の結果であるといえます。

まとめ

塗料の分類について、「樹脂」「溶剤」「1液・2液」の3種類に大きく分類をすることができます。

樹脂については、アクリルやフッ素などの耐久性やグレード、価格にもっとも関係のある部分です。溶剤は水性と油性(弱溶剤・溶剤)に分けることができます。これは外壁塗装の環境によって分類する必要があります。

そして、1液型と2液型ですが、1つの塗料缶で完結しているのが1液型であり、主材と硬化剤を塗装の直前に混ぜて塗料として完成するのが2液型です。

もともとは2液型しかなかったのですが、技術革新により1液型が開発され、作業の簡便化に貢献をしています。

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