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外壁塗装に使用する塗料は、1液型と2液型に分類することができます。今回は1液型と2液型のメリット・デメリットを比べてみてどちらが有効な塗料なのかを検討していきましょう。

1液型のメリット

1液型はすでに硬化剤が適量含まれており、塗装作業を始める寸前に硬化剤を混ぜて、完全に硬化してしまう前に作業を終了させる必要のある2液型と比べると作業前に、塗料と硬化剤を混合撹拌させる手間を省くことが可能です。

また、すでに硬化剤が含まれており、その配合量が絶妙なので、2液型のように硬化剤を混ぜてから5時間程度で完全に硬化して使い物にならないということもありません。もし、その日、1液型の塗料を完全に使い終わらなくても翌日に普通に使用することができます。

さらに、2液型と比べると価格が安い点があげられます。

つまり、1液型のメリットは下記の通りです。

  • 価格が比較的安い
  • 混合撹拌の手間がかからない
  • 翌日も使用することができる

1液型のデメリット

1液型のデメリットは、耐久性(耐候性)が2液型と比較して劣る点です。2液型は作業直前に混合撹拌することで爆発的な科化学反応を持って急速に硬化します。その結果、強い塗膜を形成することができるのです。しかし、1液型には爆発的な化学反応はなく緩やかに硬化していきますので、2液型と比較をすると耐久性が低くなります。

また、耐久性に関係のあることですが、2液型よりも外壁への密着性低いので、1液型が利用できる素材が決まっています。その素材以外の場所で使用しても塗膜は形成されず、塗ることができません。

また、保管しにくいという点があげられます。1液型には硬化剤が混ざっていますので緩やかに硬化をしていきます。そして、この硬化剤が外壁塗装にもっともデリケートな薬液となりますので温度や湿度に注意をして保管をしなければなりません。

つまり、1液型のデメリットは下記の通りです。

  • 耐久性(耐候性)が低い
  • 塗れる場所が限られてくる
  • 保管しにくい

2液型のメリット

2液型のメリットは、下記の通りです。

  • 耐久性(耐候性)が高い
  • 保管しやすい
  • 塗る場所を選ばずに様々な場所に使用することができる

補足としては、保管しやすいですが、2液型には硬化剤は混合されていないので、保管方法によっては1液型よりも長期の保管が可能です。ただし、硬化剤と混合撹拌してしまった場合、5時間程度で使いきらなければ完全に硬化してしまい利用することができなくなります。

2液型のデメリット

2液型のデメリットは、硬化剤と混ぜる作業と混ぜてから使いきるまでの制限時間があることです。また、硬化剤との混合撹拌にはそれなりの技量が必要となります。

つまり、2液型のデメリットは下記の通りです。

  • 混合撹拌の手間がかかる
  • 硬化剤と混ぜたら制限時間内に使い切らなければならない
  • 価格が1液型よりも高い

1液型と2液型どちらがいいのか?

DIYで塗料を使用するのであれば、1液型の方が使いやすくて便利ですが、業者に任せる外壁塗装については1液型よりも2液型の方が優れていますので、2液型を使用してもらいましょう。

素人では硬化剤との混合撹拌作業は困難ですが、プロであるのならば問題はないといえます。また、2液型を利用した方が1液型よりも耐用年数を長くすることが可能です。

それでいて、価格についてもそこまで差があるわけではありませんので、プロの業者へ依頼をするのであれば2液型での塗装を依頼しましょう。

技量がともなわない業者の場合1液型を使いたがり、わざと1液型2液型の話題を避けたり、見積書への記載を避けたりする傾向がありますので、見積書の段階でどちらの塗料を使用するのかをしっかりと確認して、2液型にするようにしましょう。仮に2液型の使用を断られた場合、技量が乏しい業者の可能性がありますので、選択肢から外しましょう。

まとめ

1液型と2液型ですが、業者側からすると外壁塗装の前に硬化剤との混合撹拌作業があり、ある程度の技量がなければ無駄に使用してしまう2液型はあまり使いたくないものです。

しかし、外壁塗装をしてもらう側からしてみると耐久性(耐候性)が高く、素材を選ばずに塗ることができますので、塗料を選ぶ際には「2液型」で外壁塗装をしてもらうようにしましょう。もし、1液型のみというのであれば、その業者の技量は未熟である可能性が高いので候補から除外することをおすすめします。

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