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外壁塗装の塗料の種類分けの1つとして「1液型」と「2液型」というものがあります。この1液型と2液型には、メリットとデメリットがあります。今回は、特に2液型の混合について紹介をします。

1液型と2液型

塗料の分類の1つに1液型と2液型があります。下地調整材、コーキング材(シーリング材)にも1液型と2液型という分類が存在します。

1液型は、塗料缶の中にすでに硬化剤が含まれており、すぐに使用することができる作業性の高い塗料です。

2液型は、塗料と硬化剤が分かれており、2つセットになっています。塗料を使用する間に、塗料と硬化剤を混ぜ合わせることで硬化反応を起こし塗料が固まり、強固な塗膜を作ります。このことから2液型は「反応硬化形塗料」や「硬化反応型塗料」という呼び名もあります。

もともと、2液型しか存在しませんでしたが、硬化剤を適量いれても完全に固まることなく塗るまでに塗りやすい状態をキープし続けることのできる1液型が後に開発されました。前述の通り塗装作業の簡易化に1液型は向いています。

混合やかき混ぜる(撹拌)作業の手間がかかるについて

2液型のデメリットの1つが、混合やかき混ぜる作業の手間がかかることです。この作業を省くために1液型が開発されたといっても過言ではありません。2液型は、塗料と硬化剤を混ぜて1つの塗料にして初めて塗料として完成します。

塗料が完成したら完全に硬化してしまう前に使いきる必要があります。塗料に硬化剤を混ぜた瞬間から塗料の硬化がはじまり、約5時間程度で使用することができなくなります。気温や湿度に左右されてしまいますので、条件が悪ければ約3時間程度でカチカチに固まってしまい使用することができなくなります。

適当に混ぜることはできない

2液型は適当に塗料と硬化剤を混ぜればいいというわけではなく、指定された混合比率になるように計測器を利用してしっかりとはかりながら混ぜ合わせる必要があります。

この混合の作業にはもっとも気を使う必要があり、時間がかかります。その理由として、ここで混合比率を間違えてしまうと、塗った塗料が硬化せず、塗膜を形成しない状態である「硬化不良」という事態になります。つまり、塗装をしても意味がなくなってしまいます。

2型塗料を使うには高度な技量が必要

2型塗料を使用する場合、約5時間以内に使いきれる分量を計算したうえで、塗料と硬化剤を混ぜて塗料を外壁塗装の前に作る必要があります。

もし作った分の塗料では足らなかったら、また作るという手間が発生します。逆に塗料が余ったとしても、1液型のように翌日また使用できるというわけではなく無駄になります。

適切な量を作る作業にしても、塗料を使用する面積を計算して、そこから使用する塗料の量を求め、硬化剤とシンナーの量を計算して出します。使用する面積などの計算では機械的に分量を出すことはできます。しかし、計算から求めて出した分量から、その日の気候や湿度を加味してわずかに調整して混合しなければなりません。

こられのことから、2液型を使用するためには、熟練した技術が必要になります。そのため、たとえば、

まとめ

2液型のデメリットである混合とかき混ぜる作業の複雑さについて紹介をしました。

塗料と硬化剤を混ぜた瞬間から硬化が始まりますので、時間切れになる前に使いきる必要があります。余計に作ることも少なく作ることも2液型塗料ではできません。高度な知識と経験を必要とします。

このように、作業までが手間がかかる2液型塗料が姿を消さないのは、1液型よりも優れた面が多くあるからです。ただし、素人がDIYで使用する塗料なら1液型の方が圧倒的に優れています。

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