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サイディングボードは、日本ではモルタルを抜いてもっとも使用されている外壁材です。しかし、サイディングボードと一口にいっても複数の種類があります。今回は、サイディングボードの種類を見ていきましょう。

サイディングボードの種類について

日本で使用されているサイディングボードの種類ですが、原料の違いによって4つに大別することができます。

  • 窯業(ようぎょう)系サイディングボード
  • 金属系サイディングボード
  • 木室系サイディングボード
  • 樹脂系サイディングボード

この4種類のサイディングボードに分類することができます。

この中でもっとも人気があるのが、窯業系サイディングボードであり、2010年の外壁材市場白書 矢野経済研究所がまとめた結果では、日本の新築住宅では78.5%が窯業系サイディングボードを利用しており、その次にモルタルが利用されています。そして、4.6%が金属系サイディングボードになります。

窯業系サイディングボード

窯業系サイディングボードは日本で最も利用されているサイディングボードです。単にサイディングボードといった場合は、この窯業系サイディングボードを指すのが一般的です。

窯業系とは、窯で作るサイディングボードなのですが、窯で作るものがすべて窯業系サイディングボードになるのかといえば、これは違います。窯業系サイディングボードの材料は決まっており、それを混ぜて窯で作るものが窯業系サイディングボードとなるのです。

窯業系サイディングボードの材料は下記のものです。

  • セメント
  • 砂利

これを普通に混ぜればコンクリートになるのですが、窯業系サイディングボードの場合、セメントに繊維質と混和材を混ぜて窯で焼き上げることにより、繊維質がはいり、石や砂利にはない強度が生まれます。そして、混和材を混ぜることにより、コンクリートにはない軽さを実現しているのです。

金属系サイディングボード

金属系サイディングボードは、金属のサイディングボードです。金属にエンボス加工という、凹凸の加工を施し、裏側に断熱材をつけたものが金属系サイディングボードです。

金属には、アルミやスチールなどが使用されており、使用される金属により、金属系サイディングボードの価格が変わります。

木質系サイディングボード

木でできたサイディングボードです。他のサイディングボードとは異なり、木のぬくもりを家に与えることができます。窯業系サイディングボードの中にも、木の模様をしたサイディングボードも存在しますが、本当の木質系サイディングボードと比較をしてしまったら、当然ですが木の風合いは圧倒的に劣ります。

本物の木材を使用しますので、施工費用が高くなってしまいます。

樹脂系サイディングボード

塩化ビニールなどの樹脂を使用したサイディングボードが、樹脂系サイディングボードです。非常に強度が強い特徴がありますが、日本ではあまり普及していません。しかし、海外では非常に普及をしています。

アメリカやカナダでは50年以上の長い歴史をもっており、30年という長い保証をつけているメーカーも珍しくはありません。日本では金属系サイディングボードが普及していますが、外国では樹脂系サイディングボードの方が普及をしています。

まとめ

サイディングボードと一言でいってもさまざまな種類があります。

  • 窯業(ようぎょう)系サイディングボード
  • 金属系サイディングボード
  • 木室系サイディングボード
  • 樹脂系サイディングボード

この4種類にサイディングボードを大別することができます。そして、日本では窯業系サイディングボードがもっとも多くのシェアを占めており、次いで金属系サイディングボードが後を追っています。日本ではあまり普及をしていませんが、外国では樹脂系サイディングボードが非常に普及しており、30年という長い保証を付けているのも魅力的であります。

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