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サイディングボードは現在主流の外壁材ですが、その半分以上は窯業系サイディングボードです。サイディングボードといえば、窯業系サイディングボードを指すくらい一般的に使用されています。しかし、サイディングボードには、金属系サイディングボード、木質系サイディングボード、そして、樹脂系サイディングボードと他にも種類があります。今回は、金属系、木質系、樹脂系を中心に紹介をしていきます。

金属系サイディングボード

金属系サイディングボードは、金属が主成分のサイディングボードです。エンボス加工という凹凸などを付ける加工を施しており、裏側には断熱材をつけたものが金属系サイディングボードと呼ばれるものです。

金属系サイディングボードは下記のメーカーが製作をしています。

  • アイジー工業
  • 東邦シートフレーム
  • YLLAP
  • チューオー

金属に使用されているものはアルミやスチールが多く、この主に使用されている金属により金額が異なってきます。アルミよりもスチールの方が安くなります。有名なものとしては、ガルバリウム鋼板であり、これは亜鉛合金とアルミニウムを組み合わせたものです。

金属の性質を組み合わせることにより、耐久力を高くしているものもあります。

金属系サイディングボードと窯業系サイディングボードを比較した場合、窯業系サイディングボードよりも重量が軽いというメリットがあります。

また、金属なので定期的にメンテナンスをしなければ錆びついてしまいますし、表面の塗装の劣化も必ず起きます。金属系サイディングボードはメンテナンス不要と考えられがちですが、それは間違った考えであるといえます。

メンテナンスが非常に大切な金属系サイディングボードですが、外壁塗装の下準備の際におこなう高圧洗浄機を使用することができません。また、シンナーなどの有機溶剤を塗料に混ぜて使用することもできません。意外と制約が多く、耐久力の油性よりも劣る水性塗料にて外壁塗装をするしかありません。

木質系サイディングボード

木製のサイディングボードです。木のぬくもりを外壁で表現したい場合に好んで使用されます。窯業系サイディングボードの中にも木のようなデザインのものもありますが、本物の木には勝てません。

本物の木を使用していますので、施工費用が非常に高額になり、メンテナンス費用も高額になるというデメリットが存在します。また、木なので家事には弱いです。

金属系と比べて使用することのできる塗料は多くなりますが、窯業系サイディングボードと比較をすると塗料の寿命は短い傾向にあります。

コスパ的にはそこまでいいものではないでしょう。

樹脂系サイディングボード

縁かビニールなどの樹脂を使用したサイディングボードです。樹脂とはいいますが、ペットボトルのような耐久力の低いプラスチックとは異なり、非常に強度が強いものとなります。特に水道用のパイプなどの強度と安全性を必要とする場所に使用される素材となります。

樹脂系サイディングボード(塩化ビニールをベースとしたもの)は、腐食しづらく、クラックが発生しづらい。その上、燃えづらいという家の外壁材としては理想的なものであるといえます。また、サイディングボードそのものに色がついているため、塗装を必要としません。そのため、30年保証という長い保証を付けるメーカーもあります。

アメリカやカナダなどでは、50年以上の歴史を持っていますが、日本では金属系サイディングボードの方が人気はあり、アメリカやカナダと比べると日本ではほとんど普及していません。

まとめ

窯業系サイディングボードが、サイディングボードの代名詞となっていますが、サイディングボードには、金属系、木質系、樹脂系サイディングボードの3種類があります。

窯業系サイディングボードについで、金属系サイディングボードが人気はありますが、メンテナンスや使用できる塗料も少ないなどデメリットも多くなります。

木質系サイディングボードは木のぬくもりを出すことができますが、これもメンテナンスが大変であり、火に弱く、なおかつ高額というデメリットがあります。

そして、樹脂系サイディングボードですが、非常に強度が強く、腐食しづらいうえ、クラックも発生しにくく、さらに燃えづらいという外装材としては理想的なものです。ただ、日本ではあまり普及をしていません。

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